英検S-CBTのあらゆる疑問に答えます!【結果はいつ?・スピーキング・日程・申し込みなど】

英検S-CBTの疑問に答えます! 英検対策
英検S-CBTの疑問に答えます!
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1.はじめに

 ごきげんよう!椎名まつり(@417matsuri)です。今回の記事はサイト内でアクセスの多い英検S-CBTに関する内容になっています。2020年度から始まった新しい受験方式である英検S-CBTは受験者もまだ少なく、情報もまとまっていないため、この記事でできる限り分かりやすくまとめていきたいと思います。

 英検協会の公式サイトは、様々なところに情報が載っていてわかりにくい上、最近は受験促進のためのキャンペーンがいくつも実施中のため、情報収集も結構厄介な状態になっています。とくに、結果発表の日時という非常に重要な情報が、探しにくいところに書いてある点が個人的には気になっています……。

 2023年度の英検の受験に関する記事は別途掲載していますが、この記事では、多くの人が気になっている受験方式(スピーキング試験がどのように行われるのかなど)や、英検S-CBTの受験日程と結果発表が何日後になるか申し込みの方法についてそれぞれまとめています。そして、英検S-CBTに特化した対策の方法についても最後に解説を行っています。

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2.英検S-CBT 受験方式について

 英検S-CBTの受験がコンピューターを使用して行われること自体は、この記事を読んでくださっている方はご存知かと思います。ただ、どのようにコンピューターを使用するのか、通常の英検(従来型「英検」と呼ばれます)とはどのように違うのかが気になるところでしょう。

 まず、問題形式や難易度については、従来型「英検」と英検S-CBTの間で全く変わりません。そのため、従来型「英検」の対策をすることで、基本的には英検S-CBTにも対応することができます。 

 違う点は問題の表示のされ方や回答の方法です。従来型「英検」と英検S-CBTでは以下の図のように異なっており、この違いに対応する必要があります。

英検S-CBTと従来型「英検」の解答方法の違い
方式ごとの英検解答方法の違い

 英検S-CBTではPC上の画面を見て全て解答する必要があり、スピーキングについては予め準備された音声を聴いて音声を吹き込む形で解答します。従来型「英検」では面接官と対面式でのスピーキング試験を行うため、この点は大きな違いになります。「面接官との対面は緊張するから難しい」という意見も「対面での試験でないと実力が発揮しにくい」という意見も聞かれるため、従来型とS-CBTのどちらが易しいかは受験者によって異なるようです。

 その他の技能についても紹介しておくと、リーディングについては、文章に書き込みが出来ず、長文読解がやりにくいという声が聞かれるため、日頃から書き込みをしている人は対策をしたほうがよいでしょう。リスニングについては全員がヘッドホンをした状態で音声を聴くことができるため、従来型「英検」よりも集中しやすい環境での受験ができるでしょう。ライティングについては、英検S-CBTも解答用紙で手書きの形で回答することができるため、大きな違いがありません。以下のサイトに、各技能の受験イメージが動画や画像で紹介されています。体験版もあるので触ってみてください。

 また、試験に伴う拘束時間は準1級が2時間40分2級が2時間30分準2級が2時間20分3級が1時間55分となっています。詳細なタイムスケジュールも以下のサイトから確認することができます。

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3.英検S-CBT 日程と結果について

1.英検S-CBTの実施日程・会場

 英検S-CBTは従来型「英検」と異なり、ほとんど毎日実施されています。ただし、試験会場によって実施級と実施日が異なっているため、自分の受験したい級がいつどこで、実施されているのかは以下のサイトからチェックする必要があります。

2.英検S-CBTの合否・成績公開日

 各日程ごとに試験結果がいつ出るかが異なっている点も注意するべきポイントです。基本的には4週間後の木曜・金曜5週間後の月曜日オンラインでの合否・成績公開6週間後の木曜・金曜7週間後の月曜日成績表の必着日となります。

 大学受験に英検S-CBTの結果を使用しようと考えている場合は、総合型選抜の場合では9月に出願のため7月前半までに、学校推薦型(指定校・公募推薦入試)で校内選考がない場合は11月に出願のため、9月前半までに受験をする必要があります。一般選抜では1~2月に出願がほとんどとなりますので、多くのケースで11月がタイムリミットになります。

 詳細については、リンク先の表を参照してください。大変表が長いので、流石に記事には入れることが出来ませんでした。

 また、オンラインでの成績公開後の合否と成績の確認は以下のサイトから行うことができます。その際、申し込みに使用したメールアドレスとパスワードが必要になります。

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4.英検S-CBT 申し込みについて

 英検S-CBTの申し込みについては、公式サイトから個人での申し込みになります。従来型「英検」とは異なり、申し込みの際に規格に沿った「顔写真のデータ」が必要になります。ページ下部にある注意事項をよく読み、写真を撮影してから申し込み手続きを行いましょう。

 なお、英検S-CBTについてキャンペーンが行われているので、以下に紹介します。英検・漢検・数検の学習ツールである「スタギア」のプライム会員(有料会員)を対象に、平日に英検S-CBTを受験すると受験料のキャッシュバックが行われるキャンペーンがあります。これについては条件も複雑なので、以下のキャンペーンサイトをご参照ください。(追記:2024年1月での終了が発表されています。)

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5.英検S-CBT 対策方法・問題集について

 上述した通り、英検S-CBTは従来型「英検」とは受験方式が異なっています。そのため、対策についても異なる部分があるので、英検S-CBTの対策に有用な問題集を紹介します。

 旺文社から、英検S-CBTの形式に準拠した問題集が販売されており、これを買うと皆さんの個人用のパソコンを使って英検S-CBTの問題演習を行うことができます。現状では英検協会のウェブサイトで提供されている準2級・3級の問題を利用した体験版と、この問題集だけが英検S-CBTに対応したものになっているので、本格的な対策を考えている場合は問題集を買ってみるのが良いかと思います(私も職場のお金で体験しましたが、しっかりしていました)。

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6.おわりに

 今回の記事では、2023年度の英検の受験形式・日程・申込方法と対策問題集についてまとめてみました。従来型「英検」だけでなく「英検S-CBT」を選択肢に入れると、受験のチャンスが圧倒的に増加します。やはり、大学受験等での活用を考えると、受験回数が多ければ多いに越したことはありません。また、「英検S-CBT」は従来型「英検」にない多数のメリットがあるので、ぜひ受験を検討してみてください!

 また、英検そのものへの対策記事についても色々と書いておりますので、以下のリンクや関連記事欄から受験生の皆さんに適したものを合わせてご覧になって下さい。英検リーディング・ライティングの分析記事を以下に掲げておきますので、受験しようと思っている方はぜひご覧になってください。

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